フランケンフィッシュ (マーク・A・Z・ディッペ)

FRANKENFISH! なんて心躍るタイトル! と以前も日記に書きましたが、実際は遺伝子組み換え魚を、反対派の人たちが呼ぶ時の名前だそうで。つまんない。第一、フランケンシュタイン博士が遺伝子操作なんて、ちまちましたことやる訳ないだろ! …そうだよね? いや、原作読んだことないんで。基本はエド・ゲインみたいな奴でしょ?
監督は奇しくも先日紹介した、ヤン・クーネンと同じく「スポーン」以後7年間の沈黙を続けてきたマーク・A・Z・ディッペ。でも、こちらは誰も待ち望んでいなかった分、気が楽だ。思う存分、大暴れできる。
…と思って見始めたら。なんてこった! フランケンシュタイン博士が出てこない! あー、それじゃ普通の動物パニック映画だよ。語源なんて気にしなきゃいいのに…
で、今回登場のフランケンフィッシュさんですが、特徴は何かというと、

  • でっかい
  • ジャンプする

あと…何だっけ。これだけか? 実際はあと一つありますが、基本はこれだけみたいなもんです。映画もそれだけ。
やはり「フランケンフィッシュ」という(俺にとって)ロマン溢れるタイトルに見合う映画ではありませんでした。名前負け。(★★1/2 普通のタイトルだったら星3つ)

実はこのDVD、ビニールにシールが貼られて、仕様の訂正がされていたんですが、その訂正部分が↓。

訂正前の仕様には、"Japanese"(日本語音声・字幕)の文字が。実際は収録されていません。
発売前に急遽仕様変更になったとすれば、SPEさんはこの映画、日本で売る気マンマンだよ。ママン。 …頑張れ。