2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

 ゴースト・イン・京都 (ケヴィン・コナー) ★★★

DVD

もちろん、自分はこのふざけた邦題だけ見て米盤DVDを買ったんだけど、実はハリウッド版「呪怨」を20年以上先取っていて、更にアメリカ人の日本に対する言語化できない恐怖、そして日本の排外主義を暗示した実に巧みな社会派ホラーだった*1。 なんといっても…

 SAW2 (ダーレン・リン・バウズマン) ★★★

SAW1作目(以下、ソウ一)公開から、たった一年で完成したSAW2作目(以下、ソウ二郎)。 当初はジェームズ・ワンが監督を離れるだけでなく、脚本もアレックス・ガーランドが努めるという噂だったソウ二郎だが、結局は今回監督デビューを果たしたダーレン・リ…

 私の頭の中の消しゴム (イ・ジェハン) ★★1/2

「恥骨に涙がたまるほど泣ける」という凄い話を聞きつけて見に行ったら、あまりにつまらなくて熟睡。結果、寝小便たれちゃった。 …というオチにしようと思ったら、普通に最後まで退屈せずに観賞。特に泣きはしませんが。確かに、チョン・ウソンはいい男。

 ハイテンション (アレクサンドル・アジャ) ★★★1/2

DVD

フィリップ・ナオン。 こちとら、すっかりこの名前を忘れていて、冒頭クレジットに出た時主役のオンナのことか?とマジボケしてしまった(フィリップだっての)。そう、ギャスパー・ノエの「カルネ」「カノン」でテメエの娘に手を出すキチガイ肉屋を演じた親…

ジーン・ウルフ やっと届いた

ほぼ一月以上前に注文してた「新しい太陽の書」もやっと届いた。…と、思ったら1巻だけキャンセルされてて、2、3、4巻だけ。まあ、この3冊は旧価格で注文できたからいいや。1巻は新たに頼みなおすとしても、数百円儲けた。万歳。

Too Soon Monsoon (Dig) やっと届いた

アマゾン遅い。でも、やっぱ凄くええでよ… ぴかおさんの紹介↓を読めば誰もが聞きたくなるはず。必聴必聴。 http://www33.ocn.ne.jp/~muffs/monsoon.htm Too Soon Monsoon (Dig)アーティスト: Wheatus出版社/メーカー: Mri Associated発売日: 2005/10/18メデ…

水曜どうでしょう新作 第二夜

第一夜で予告された通り、事前の企画が頓挫…というかあっという間に放り投げられていて、新しく立てられた企画も含め、ますますユルユル、ますますグダグダな、本当にただの「おっさんたちの夏休み」状態で、とても素人にはお薦めできない番組になっている。…

 蝋人形の館 (ジャウム・コレット=セラ) ★★★1/2

素晴らしいな。 そりゃ、ウィリアム・キャッスルじゃなくて古典のリメイクなんだから、ある程度風格が出るのは当然なんだろうけど、それにしたってラストのスペクタクルは素晴らしい。惜しむらくは、そのスペクタクルの最中に行われているのが、単なるどつき…

 ハックル (パールフィ・ジョルジ) ★★★1/2

DVD

ハックルハックル (お約束) いやー、特に書くことも無いんだけど、いつのまにやら公開されてたんで。 なんか説明しようがなくセリフもほとんど無い映画なんで、終わって「なんじゃこりゃ?」と思った方は、公式ページ*1になんと脚本がまんま載ってるんで、…

 ドミノ (トニー・スコット) ★★★★★

俳優ローレンス・ハーヴェイの娘で、バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)となった実在の女性ドミノ・ハーヴェイの半生(映画完成直前35歳で彼女は死亡したので、ほぼ一生といってもいい)を映画化したトニースコット最新作。 「ドニー・ダーコ」の監督リチャー…

 まだまだあぶない刑事 (鳥井邦男) ★★★

テレビ版もほとんど知らないし、映画版も始めてだけど、結構面白かった。あれ、俺おかしいか? もちろん、浅野温子が嬉々として「カムイ伝」における「小六」の役*1を演じるので、途中恐ろしくて逃げ出したくもなったのだけれど、「そうか、こいつが『あぶな…

 Le Temps du loup (ミヒャエル・ハネケ) ★★★

DVD

確か今年の初め頃、「オオカミの時間」という邦題を見かけた記憶があるものの、未だ公開されないミヒャエル・ハネケ2003年作品。 「ピアニスト」と「ファニーゲーム」の2作品で後味最悪映画の作り手として一躍有名になったミヒャエル・ハネケ。でもこの2作の…

水曜どうでしょう新作 第1夜 ちょっとバレあり

見た。道民ではないが、別に非合法な手段を用いた訳ではなくて、微弱なHTBの電波をなんとかキャッチして見た(本当)。だから映りは最悪。 全8夜と予告されていただけあって、当然一週目は企画発表と宿での大泉洋のグチだけ。まだ企画の場所にすら着いていな…

 女は二度生まれる (川島雄三) ★★★★

DVD

ここんとこDVDが立て続けに出たんで、川島雄三祭り第一弾開催。今回は9月23日発売の3本で全部再見。 「しとやかな獣(けだもの)」は知っての通り、新藤兼人が雑誌(キネマ旬報だったっけ?)に発表したシナリオを川島雄三がえらく気に入り、やっとの思いで…

 雁の寺 (川島雄三) ★★★★1/2

DVD

 しとやかな獣 (川島雄三) ★★★★★

DVD

ヘイフラワーとキルトシュー

今日から公開の「ヘイフラワーとキルトシュー*1」が見たくて見たくてしょうがない。でも近くでやってないもんだから、これ一本見るために往復600Kmの1泊旅行に出かけようかな、と今日の朝まで真剣に思ってたんだけど泣く泣く断念。最近ガソリン高いしな! *1…

何か物凄いDVDが出ます

http://www.unseen-cinema.com/ 正直、物凄すぎて大半が分からん。アメリカで10/18発売。

三池マックスリローデッド

今、見終わった。またもや傑作じゃないですか… 黒部進のカレーライスネタまであるし。三池すげー。

No Direction Home (マーティン・スコセッシ) ★★★★

DVD

とりあえず、このタイトルって"Like A Rolling Stone"の歌詞にあったよな…ぐらいのボブ・ディラン知識しかない俺ですが、出る映像ほとんど見たことないやつばっかりなこともあって200分の長尺をまったく飽きずに見れちゃった。 最初のボブ・ディラン・ドキュ…

ダニエル・クレイグがボンド役の有力候補に

"Layer Cake"の主役、ダニエル・クレイグがボンドになるらしい。ちょっと嬉しい。ほら、早いとこ"Layer Cake"公開しないと。

ステルスマンセー

窓の外さんの「ステルス」レビューに書き込んだりして(我ながら珍しいな)更にロブ・コーエン、マッチョオタク疑惑…じゃないや、後半のメチャクチャぶりの理由を自分なりに考えてみたんだが、もしかして最初北朝鮮は今回みたいに偶然巻き込まれてしまった、…

黒沢清監督"LOFT"リメイク

http://fangoria.com/news_article.php?id=4871んな、あほな。

 ジャケ買いしたぜ

DVD

まだ見てないけどな!

 The Living Corpse (Khwaja Sarfraz) ★★★

DVD

映画が始まって冒頭、まずタイトルの文字が読めない。なんじゃこりゃと思ってジャケットを見ると「ドラキュラ・イン・パキスタン」の文字が。パキスタン映画だった。 話は普通のドラキュラ物だけど、画面がモノクロでかなりいい雰囲気だし、パキスタン人のド…

 この胸いっぱいの愛を (塩田明彦) ★★

誰が見ても「タイタニック」を思い起こさせるシーンが終盤に登場。そうか「黄泉がえり」と「この胸いっぱいの愛を」は「ロスト・イン・アメリカ」での「『タイタニック』は失敗したメロドラマだ」という発言の「実践篇」だったのだな、となんとなく納得。 で…

映画何本か見てきたんだけど

三池ウルトラマンの方が感動的なのはどういうことだ。

伊藤計劃さんの禁煙ファシズム話

「千代田区で吸ってない吸殻をわざわざ千代田区の歩道に捨てて回っている」発言で有名なハスミンの引用で始まるこのエントリが相も変わらず面白すぎ。前日の東浩紀話といい、こういうのも面白いんだもんなー。凄いなー。ずるいなー。 自分は生まれてこの方一…

 ユーロトリップ (ジェフ・シェイファー) ★★★1/2

DVD

いやー、いつの間にやら2004年見た映画84位(笑)に選んだ「ユーロトリップ」がビデオスルーされてた。(ぴかおさん紹介ドモー)実はむしゃくしゃして選んだ。今は反省房で尻叩かれてる。でもIQの低さは保障するので、バカコメディ好きは是非。 だって「ロボ…

鮮血の女修道院 愛欲と情念の呪われた祭壇 (フアン・モクテズマ) ★★★

DVD

当然、邦題だけ見てDVD輸入しましたが何か? こういう邦題って結構嘘八百なことが多いけれど、「礼拝堂で祈りを捧げている女修道僧たちが一斉にもだえ始め、真っ白な衣装がどんどん経血に染まってゆく」というちゃんとまんまなシーンがあって感動した。 何故…