ジャージー・ガール (ケヴィン・スミス) ★★★

ジョニファー・ロペス&ベン・アフレックの「ジーリ」コンビ再び―― 
という訳で青くなった映画会社重役が、ジェニロペの大幅カットを要求したらしい本作なんですが、監督が語ってる通り、映画自体はジェニロペがいなくなってからが始まりなんで、この公開版こそが本来の姿なんでしょう。みなまでいうな。
で、ジェニロペが早々に退場後、残された一人娘を頑張って育てるベン・アフレックシングルファザー奮闘記になるんですが、その娘役のラクエル・カストロちゃんが、まんまジェニロペの子供って感じでビックリ。
「じゃあ、可愛くないじゃん」と思ったあなた。ジェニロペも子供の頃は可愛かったんだよ。多分。

↑ほーらかわいい

ほーら

ほーら




その筋の方がちょっとドッキンチョになっちゃうシーンもあるので、その筋の方はドッキンチョ待ちしてると良いかも。ドッキンチョ。
※これから「チェイシング・エイミー」のネタバレあり。




で、ベン・アフレックといえば、自分は最初に見たのが多分「チェイシング・エイミー」なんですが、その時の「3Pで解決だ」はかなり自分にとってショッキングで、以後どの映画を見ても、こいつはいつ「3P」って言い出すか分からん、ということになっております。



トータル・フィアーズ
ボルチモアで核が爆発しました!」
「3Pで解決だ」



パールハーバー
「三角関係でごちゃごちゃ」
本当に3Pで解決だ」



アルマゲドン
ラスト結婚式。
「ここに君のお父さんがいれば…(一緒に3P出来たのに)」



●ジャージーガール
で、この映画だと3Pは即犯罪なので、思わず手に汗握って見た。登場するだけでサスペンスを醸し出す男。



あ、映画の話なんもしてない。普通。でも、ラクエル・カストロちゃんだけでも見る価値あり。
あーあ、俺がハリウッドのプロデューサーなら、ダコタ・ファニングはじめ、今回のラクエル・カストロスクール・オブ・ロックの奴らとか天才子役連中みんな集めて「新学期・操行ゼロ」のリメイク作るのに。ちょっと過激にして「ホワイトハウス占拠」ぐらいやらせる。実際にできそうだし。