ゲームオタだった頃

ドラクエは全く進んでいませんが、スキルはまだ「ゆうき」と「にんじょう」にしか振り分けていません。そういう性格なんです、ハイ。
DVDが山ほどたまっているのに、ゲームなんてよくやる暇あるな、と自分でも思いますが、子供の頃の自分は映画なんてOut of 眼中でゲームにしか興味がありませんでした。
そのきっかけは何か、と記憶を辿るとファースト・インパクトは忘れもしない小学一年の冬、本屋でみかけた雑誌「ログイン」。
その号の表紙になっていたのが、ボーステック社の「RELICS*1」で、そのグラフィックに一目で心奪われたこのクソガキは、家にとんで帰って母ちゃんに500円をせびり、雑誌を買いに全速で本屋へ戻ったことを覚えております。
「RELICS」は当時としたら、すげえ斬新な設定で、なにより主人公が肉体を持っていず、敵の肉体に次々と乗り移っていかなければならないって発想は、ゲームといえば「アイスクライマー」だった小一のガキにとって相当ショックでした。
その当時のログイン自体、堀井雄二氏の「虹色ディップスイッチ」やら、田尻智氏やら今は超大物の連載がありーの、後に雑誌として創刊される「ファミコン通信」(今の「ファミ通」です)やらがありーの、ログイン編集部を舞台にした殺人事件のミステリーアドベンチャーゲーム「死人は便意を催さない」や、「三宅裕司ヤングパラダイス」のゲームを作っちゃったり、なんかめちゃくちゃですげー面白かった。
他に記憶に残っている当時のゲームをあげてみると、たしか死んだらセーブデータが消える、という鬼のようなRPG「ザ・スクリーマー」。キモイデブキャラが自分のトラウマになっていて、多分今出したら某ディズニーに訴えられること間違い無しのハドソン製アドベンチャーゲームデゼニランド」。なんか妙に印象に残ってる日本ファルコムの「アステカ」。見事フィリップ・K・ディックの世界をエロゲー化した(?)、光栄の伝説的作品「オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか?」。何故か途中RPGになっちゃう、堀井雄二・作のアドベンチャー軽井沢誘拐案内」。
あと、タイトル忘れたけど、昔自分をいじめた奴ら3人を迷路になっている屋敷に閉じ込めて、化物をうまく配置、最上階にある自分の部屋までそいつらを上手く追いつめるゲーム。あんまり化物でそいつらを怖がらせすぎると、口から血吐いて死んじゃうのでゲームオーバー。 ああ、すげえ。
すげえといえば、当時のエロゲーはドットがすげえ粗かったので、小一の自分はエロゲーエロゲーだと認識できていませんでした。
だから学校に「ログイン」持っていった時、最初すげえ怒られたんだけど、なんで怒られたのかよく分かんなかったことを覚えております。でも、今当時を思い浮かべると同級生でも、多分エロゲページあたりでビクッと反応してた奴が結構いたような気がするなあ。
で、そんな素敵なPCゲームの世界に触れた自分は、当然親に「PC買ってけれ!」ってお願いする訳ですが、クリスマスに親が買ってくれたのはMSX(当然1)。結局お年玉ためてPC98買ったのが中学に入ってからだったんで、今、挙げたゲーム実はひとっつもプレイしたことねーんだ。 それでも俺、ログインほぼ毎号買ってたんだなあ。偉い。今、エミュで当時のゲームが結構いろいろ出来ますけど、なんか怖くてやってません。



おお、なんか俺と同じ境遇の人めっけ。
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/retro/1097333390/l50

*1:今ぐぐったら、XBOX版が発売中止になってた。出る予定だったことも知らなかったけど