オスカー&ラジー賞ノミネート

について語ると、映画ファンぽく見えるらしいよ。
ノミネート作品は↓なんかで。
http://www.allcinema.net/prog/news.php

ラジー賞は相変わらず、ぬるい選択ばっかりだな。正直、1割程はオスカーノミネートと被る位でちょうどいいと思うんだけどどうか。"White Chicks"ノミネートも納得いかんし。普通にいい映画よ、これ。
一番どうよ、と思ったのは、25周年記念特別賞「ワースト・ミュージカル作品賞」の「ザナドゥ」。俺、去年のベスト100に選んでるのに。それよりも「オリバー!」(1968年オスカー作品賞)入れろよ。あ、ラジー賞始まる前の作品だから駄目なのか… でも、それ位は毒吐け、と。
で、関係ないけど、ノミネート表を見て一番ビックリしたことは、ケヴィン・スミスの「ジャージー・ガール」がいつのまにか「世界で一番パパが好き!」なんて邦題に変更されてたこと。これは、ラクエル・カストロちゃんを前面に押し出した宣伝を行い、ロリコンを総動員する計画なんでしょうか。いや、実に正しい方針だと思いますよ。



オスカーの方は外国語映画賞日本代表の「誰も知らない」が落ちゃったのが残念。で、やっぱりだけど長編アニメーション賞に「イノセンス」もノミネートされなかった。いや、公開当時からいろいろ不満もある映画なんだけど、ハダリBOXを買う程な人間としては、やっぱりショック。だってアメリカ人にとってはシャークテイル以下ってことなのかと。
監督賞はさすがに今回、スコセッシが取ると思うんで、作品賞は「ミリオンダラー・ベイビー」に違いないと予想。つーか「許されざる者」を超えたイーストウッド最高傑作、という評価もチラホラ聞こえる「ミリオン〜」ですが、「許されざる者」を生涯ベスト10に選ぶほど好きな自分にすると、ボクシングジムを舞台にした「許されざる者」以上の物語って全く想像つかないんですけど。早くみたい。

主演男優賞は希望交じりで、「ホテル・ルワンダ」のドン・チードルに。主演女優賞は「ヴェラ・ドレイク」のイメルダ・スタウントン
助演男優賞・女優賞は「サイドウェイ」コンビ。脚本賞は「エターナル・サンシャイン」は取らないと思うんで、「アビエイター」で。脚色賞は「サイドウェイ」だろうなあ。外国語映画賞はアメナーバルの「海を飛ぶ夢」鉄板。長編アニメは当然「Mr.インクレディブル」に決まってる。全財産賭けてもいいけど、多分倍率1.00。

でも、なんで「アビエイター」はオリジナル脚本賞で、「ビフォア・サンセット」は脚色賞なんだろう… 不思議。

去年「トーク・トゥ・ハー」で、盛り上がったアルモドバルが、今回「バッド・エデュケーション」で完全スルーなのは、やっぱり題材(司祭による少年への性的虐待)のせいなのかいな。