ブリジット・ジョーンズの日記2  (ビーバン・キドロン) ★★1/2

1作目は、ブリジット・ジョーンズがモテモテになる理由が全く示されなかったので、当然ラストは全部ブリジットの妄想走馬灯、というオチになると思いきや、なんとそのままハッピーエンド、というデヴィッド・リンチが足元にも及ばない不条理映画の傑作だった訳ですが、前作で明かされなかった謎が全て解決する、という噂を聞きつけて続編を見に行ってまいりました。
すると中盤、タイでブリジット・ジョーンズが巻き込まれるトラブルの部分を見るに付き、鈍感なわたくしでも遂に気付きました。ブリジット・ジョーンズとは、つまり「歴史的瞬間に立ち会わない、女フォレスト・ガンプ」のことだったんですね。という訳で見所は前回以上に激しい、レニー・ゼルウィガーの白痴演技です。とても素晴らしかったですね。