チャーリーとチョコレート工場 (ティム・バートン) ★★★1/2

 ジョニー・デップマイケル・ジャクソン化計画第2弾。第1弾からフレディ・ハイモア君(チャーリー役)もつれてきたよ。
 より白く! より変人に!
 期待を裏切らないウィリィィィィ・ウォォォンカ(ジョジョ風)のマイケルぶりに第3弾への期待が高まります。第3弾は「ムーンウォーカー [DVD]」のリメイクらしいぞ*1。少なくともマイケルが今死んだら、伝記映画の主人公はデップ主演になること確実。
 で、肝心の映画はというと、「チョコレートに意味なんて無くていいんだ!」という予告編を見て、当然「映画に意味なんて無くていいんだ!」という結論になるのかと思いきや、意外に意味ある映画でガッカリ。
 冒頭流れる工場でのチョコレート製作過程CGにダニー・エルフマンがやりたい放題の音楽を付けてるタイトルは最高だったんだけどなー。ウンパ・ルンパもさすがに最後は飽きちゃったし。ラスト「家族」で締められるのは本気で萎え萎え。
 チャーリー以外のガキ4人集が、ハリウッド映画としては珍しく本当のクソガキとして描かれてはいるんだけど、いかんせん2人の女の子が結構俺好みなので、あんまり憎めないのが難点。ヴァイオレットかわいそすぎ。
 結論としては、やっぱりバートンにもう「マーズ・アタック!」は作れんのだな、という残念な結果に。もちろん、つまんなくはないんだけどいまいち乗れず。

*1:嘘。