一家に一冊

黒沢清の映画術

黒沢清の映画術

 基本的にインタビューの書き起こしなので、「映画術」というより相変わらず達者な「黒沢清の話術」を隅から隅まで堪能できる一冊。清マニアから伊丹十三マニアまで幅広く(?)お薦め。
 当然、今月発売の「映像のカリスマ・増補改訂版」も一家に一冊。旧版持ってる人(俺)は合わせて二冊。
 それにしても、「まだ監督デビュー前にディレカンとして『11PM』に出た清」が物凄く見たい。どっかにおっこちてないですか。