主人公は僕だった (マーク・フォースター) ★★★1/2

 決して傑作では無いんだが、傑作で無いことに必然性がある、つまりハナから傑作を目指していないというえらく謙虚な作品。そういう作品なだけあって、押しつけがましくない非常に洗練された視覚効果が好印象。作家役のエマ・トンプソンはさすがに自身も脚本家なだけあって、最初はうン?と思いながら見てたけどなかなかのハマリ役でありました。まあ傑作じゃないんだけどね(しつこい)。