「忌火起草」良い

 とうとうPS3で初ゲーム。つーか一応この為に買った。TAKA一瀬プロデュースで映画になるという発表からも分かるとおり、Jホラー(中でもB級作品)の影響甚大で、もうこんなの飽き飽きじゃ、という人もたくさんいるだろうが、やはりかなり気合の入ったグラフィックと音に感動する。
 懸念の「セリフは音声」も一度聞いたセリフは文を戻したり送ったりした場合、きちんと文字起こしされているので、ストレスは皆無。何より声優もきちんとしているので、この演出は正解でありましょう。
 ゲームシステム的には「かまいたち2」のフローチャート式をより複雑にしたといった塩梅で、難易度も「かまいたち2」以上「かまいたち1」未満という感じ。フローチャートから、かなり細かい分岐も判別できるのでコンプリートしやすいかもしれぬ。「かまいたち2」は嫌いな人が多いんで引き合いに出すとアレだが。正直「かまいたち1」なんてスーファミ版をやった時は100回程ストックで刺し殺された後「こんなクソゲーやってられるか」と投げ出したクチなので「2」は難易度といいボリュームといちょうどいい塩梅で好きだったんだけどなあ。
 本当は「スーパーマリオギャラクシー」を買うまでにクリアしたいぜと思って連日連夜プレイしたんだが、現在のところ既読率40%とというところでまだまだ真の完結は程遠い模様。ゲームの何がいいって、一応きちんとまとまった「完」が用意されていれば、どんな理不尽なバッドエンドがあってもいいところなので、主人公が理不尽に死ぬエンドがこれからバンバン出てくれば大変よろしいがどうか。怖さという面では、今のところ及第点といったレベルだが、ついついプレイ中に電源入れっぱなしで寝てしまった後、5時ごろ目が覚めた瞬間、画面を見て

「うおおっ」と叫ぶことも2度ほど有り。

初週の販売本数を見る限り、間違い無く赤字だが頑張れチュンソフト