2007年音楽ベスト10
えー、順不同。
- 久しぶりにこんな「真面目で丁寧なテクノ」を聞いたので興奮して鼻血が出た。ジャケットも鼻血っぽい。
Orchestra of Bubbles / Ellen Allien & Apparat
- 上のApparatと「ドイツテクノ女番長」エレン・エイリアンのコラボ。よく見たら2006年発売だが気にしない。
- またApparatか!というか2004年発売だが気にしない。全体的には↑の2枚程じゃないとは思うんだが、M1の"Granular Bastard"を聞くと完全に生理現象として涙腺がゆるむのでしょうがない。
Ire Works / The Dillinger Escape Plan
- 以前マイク・パットンと一緒にエイフェックス・ツインの"Come To Daddy"をカバー、という
悪ふざけ偉業を成し遂げたことで御馴染みのナイスガイの新作。
COLTEMONIKHA2 / COLTEMONIKHA
- 俺は前作より好きなんだけどね…
- PJハーヴェイの「ギターはどこへ消えた?(この邦題にすればベストセラー間違いなし)」がまさかのランクイン。いや、こういうのあんまり俺聞かないし…たまにはこういうのもいいんじゃないかな…(弱気)
- もはや伝統芸能(褒め言葉)
- ジャケ買いした
Let's Stay Friends / Les Savy Fav
- 名前買いした
Grinderman / Grinderman
- ニック・ケイヴの新プロジェクト、だと聞いてから気付いた。
Overpowered / Roisin Murphy
Andorra / Caribou
- 素晴らしいですね。
Hurtbreak Wonderland / world's end girlfriend
- いつも思うんだが、この名前って喋るの恥ずかしい。
- 俺はある種のホーンセクションの使い方が大嫌いで虫唾が走るんだが、その良いサンプルがこのアルバム。でも、何回か聞いたら慣れた。
The Trentemoller Chronicles / trentemoller
- ベストアルバムじゃん、と思うだろうが初めて聞いたアルバムだしいいんじゃないか、ということでランクイン。
もう数えたら10枚超えてるし、順不同といっていながらなんだが、2007年ベスト1は文句無しでこれ↓
- アーティスト: Modeselektor
- 出版社/メーカー: Bpitch Control
- 発売日: 2007/09/11
- メディア: CD
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こいつら何が凄いかってまずネーミングセンスが凄い。「モードセレクター」って名前自体、ぱっと見カッコイイが、多分思いつかずに自分の部屋を見回して付けたと思われるし、アルバムタイトルもデビューアルバムが"Hello Mom"、今回が"Happy Birthday"と、これはおおよそ「心血注いで作ったアルバムには絶対付けたくないタイトル」の一位と二位である。当然ながら曲名も"Kill Bill Vol.4"とか常識人なら絶対付けないタイトルで一杯だ。これだけ凄いので俺としては全盛期のケミカル・ブラザーズやダフトパンク並の扱いを受けていいはずなんだが、どうもそうじゃないらしいので大変不思議である。タイトル通りの神曲"Godspeed"を始め、鼻水流さずには聞けない"Let Your Love Grow"(ちなみにこの曲featuring Apparat、ということで俺の2007年はやはりApparatの年ということに)など聞き所は多数なので、みんな聞けばいいと思います。