僕の彼女はサイボーグ (クァク・ジェヨン) ★★★

山本又一郎が久々にマンガ原作以外をプロデュース、ということで我々の頭に浮かぶのは当然、サイボーグ綾瀬はるか(核内蔵)主演による「太陽を盗んだ女」な訳だが、詳細は違ったもののその期待は裏切られなかった。


まあ、ここからネタバレするけど、この映画はハッピーエンドである。どんなハッピーエンドかと言うと、小出恵介綾瀬はるかとセックスできてハッピー、というハッピーエンドである。この映画のあらすじをかいつまんで説明すると、セックスできない体である未来の小出恵介綾瀬はるか(人間)とセックスしたいので、セックスできない体になる原因を作った犯罪者、田口浩正を殺すために綾瀬はるか(サイボーグ・セックス機能無し)を未来から送り込む。無事田口浩正を殺した綾瀬はるか(サイボーグ)は、小出恵介を救ったことによる歴史の歪みから小出を守りつつ(何度も映画内で説明されるが、歴史には変えられた事柄を元に戻そうとする力があり、その力は常に小出を狙っているのだ)、小出の目に付いた犯罪・事故を次々に防ぎ未来を変えることにより、その歪みを東京全体にまで押し広げ、ついに臨界点を超えたその歪みは東京大震災を引き起こし、首都は壊滅する。が、その崩壊後の東京こそが小出恵介綾瀬はるか(人間)との出会いの場なのであった…セックスセックス
ということで、小出恵介綾瀬はるかとセックスしたい一念で、見事東京(皇居含む)を火の海に沈める事に成功したのだった!万歳。
太陽を盗んだ男2 −完−」


…やっぱ又ちゃん、最高だよ!で、クァク・ジェヨンはあと30年映画撮れないからそのつもりで。