劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー (金田治) ★★★1/2

「平成仮面ライダー10周年記念」ということらしいが、テレビ・映画共に平成ライダー全くの完全にパーフェクト未見であるところの俺がTOHOシネマズデイで1000円だったからという理由だけで鑑賞。満員御礼。
結論から言えば、昭和ライダーで完全に止まっている俺の常識がことごとく壊されていく衝撃の66分。
ショッカー戦闘員の悪の組織としては完全に正しいが、上映中に思わず本気で「ヒェー」と驚愕の声を漏らしてしまった使い方から、俺が同時上映されている戦隊物と仮面ライダーの間に流れているはずと確信していた深くて長い河が完全に干上がる様子を目撃できるラストバトル、石橋蓮司の放つ人を殺しかねない殺人ダジャレ、とエヴァ破が全く「想定内で最大限の面白さ」だった俺にも「破」「破」「破」だらけの映画体験。とにかく平成ライダーを語りたがる奴らがいる理由はかなりの程理解した。