シュレック2 90点

前作に引き続き、3DCGアニメのマジックを存分に発揮した傑作。だって、生まれて初めてエディ・マーフィのギャグで声出して笑ったもの(「ローハイド」爆笑)。多分、実物のエディが喋ってるより、ドンキーが画面に映ってる方が、何十倍も面白い。

「アンチ・ディズニー」の旗を掲げるこのシュレックシリーズだけど、本家ディズニーはとうとうピクサーに逃げられ、自前の作品は次々こけて最新作「ホーム・オン・ザ・レンジ」の日本公開には赤信号がともり、それではと過去の遺産(ディズニートレジャーシリーズ)で食いつなぐ為、日々著作権期間延長のロビー活動にせいを出してる始末。

こんな現状では「アンチ・ディズニー」としてこの映画を見ると、まるで弱いものいじめのように痛々しいので、カッツェンバーグ(我が心の名作「フライング・ハイ」の恩人でもある)の叱咤激励(それもかなり愛情あふれる)として見ますた。本当頑張ってくれ、ディズニー…

というわけで、最高に気分良く鑑賞したのだけど、本編終了後のクレジットを見て唖然。王様って「ジョン・クリーズ」だったのかよ! 全然気づかなかった。一応、パイソンズの中じゃ一番クリーズが好きなのに… 「フォルティ・タワーズ」も大好きなのに… とうとう耳もおかしくなったのかよ。鬱

ピクサー最後のディズニー作品「Mr.インクレディブル」の予告編見た。
めっちゃ面白そうだ… 監督は周知の通り「シンプソンズ」「アイアン・ジャイアント」のブラッド・バード

自己ツッコミ。最後のディズニー作品は来年公開の「Cars」だった…
なんか復縁の動きもあるようだし。