リディック (デヴィッド・トゥーヒー) ★★★

まず、最初に映画館で予告編を見た時「金がかかってる」&「なんか頭悪そう」ということで、途中まで「ほほぉ、これが噂のスカイ・キャプテンか」とバカな勘違いをしてしまったのですよ。それ位、自分の予想の「リディック」とはかけ離れていた訳です。
で、どんなのを予想していたのかと言えば、前述の「アンチヒーローベスト10」で、SF代表スネーク・プリスケンをぶち殺してランクインするような映画な訳です。やっぱり。
実際映画を見ての感想は、予告編の印象そのまま。「リディックはスネーク・プリスケンに絶対勝てねえ」
せめて一番最後のシーン、リディックは明らかに「戸惑いの表情」を浮かべて映画が終わりますが、あそこは「不敵な笑み(それはやり過ぎかな)」もしくは「全く動じない表情」で終わって欲しかった。そのキャラクターで全編作り直してもらえれば、かなり気に入ったかも。
映画自体は結構面白いです。しっかり金かかってますし。印象が似ている映画といえば…ああ、あれだ。バトルフィールド・アース。 あんなもんだと思えばかなり楽しめること間違い無し。

ちなみにアメリカで予算に見合うヒットとはいかなかったこの作品、やっぱりディレクターズカット版も出ます。なんだかなあ。

華氏911」の感想は数日中に書きたいよぉ。(希望かよ)