FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN (野村哲也) ★★★

 まずDVDに収録されてる予告編集を見てFF7関連作の多さにビックリした。いまだにFF7って人気あるの? まあ、自分もFF7が一番好きだけど。ドラクエもしくはウィザードリィ派だった自分は正直、6以前のFFはどこが「映画的」よ、とその当時全く映画を見ていないにも関わらずバカにしとりました(ゲームは好き)が、7はやっぱり「全然別物」だと思ったもの。
 映画は、いやもう大変感動した。何が感動したかって、完全に正しい「ゲームの映画化」だったから。特に戦闘シーンは「リアルって何?食えんの?プゲラ」とい声が聞こえる位、パーフェクトにFF戦闘シーンを再現していて、最初の戦闘ではFF7のボス戦音楽、終了後にはあのお馴染み「戦闘勝利音楽」が流れちゃうことからも、製作者の自信がわかろうというもの。ここまでドラゴンボール並みにはっちゃけた戦闘シーンは多分、ゲーム版のCGシーンでは、ほぼ無かったはず。こーゆーのならあと2,3本は見てもいいよ>スクエニ
 他にも、ゲーム版のCGを踏襲したシーンがいくつかあって、完全続編なストーリーも含めゲームファンだった人には絶対お薦めでしょう。特典映像でFF7のダイジェストも収録されてるんだけど、今見るとあの感動したCGがやっぱヘボい。でも結局、あの感動を超えたCGって多分、無いんだよねー。