双頭の殺人鬼 (ジョージ・P・ブレイクストン、ケネス・G・クレイン) ★★★

 実は、DVDタイトルの"The Manster"に魅かれて買ったんで、これがあの有名な「双頭の殺人鬼」だとは知らずに見た。(だってallcinema onlineだと"The Manster"で出てこないんだよー)
 噂通り、というか噂以上の本格日本ロケ映画で、こりゃ笑ってみるというよりもちょっとした驚きの連続。
 以下、この映画の秀逸な日本描写を軽く紹介。

まず、当然富士(らしき山)



旅館。



温泉。



こけし



乾杯。



芸者。



セクハラ。



住職の群れ。



大仏。






カリスマ住職。




男湯と女湯のしきり。



精神科(東京・赤坂)。


更に、これらのような単純な描き方ばかりではなくて、↓のように


和洋の踊りの違いを表現したり、

警官が怪しい奴を見つけると、まず笛を吹いたりする意外とリアルな描写も。


 そして、何よりもこの映画を伝説にしているのは、これらの日本描写が物語と全く関係がない、ということだろう。だってこの映画、肩から目が出て首が生えてくる話だし。


目。



首。