「ゲド戦記」を巡るあれこれを読んで回って「黒澤明VSハリウッド」を思い出した

 という訳で、俺の中でル=グウィンの息子は「青柳」ということに(鈴Pではない気がする)。まあ、何にしても映画と原作者の関係の良否は映画の出来に関係無いんで、原作ファンでなけりゃ作者のコメントは別にどうでもいいこっちゃ、と映画は初日に見てうーむ(★2つ)と思った俺が言ってみる。ちなみにル=グウィンは初めて読んだ「闇の左手」が合わなかったんで、「ゲド戦記」含め他の作品は読んだこと無し。
 あと「『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて 黒澤明VS.ハリウッド」は本当に面白いんで、エルモ・ウィリアムズを主人公にしたブラックコメディとして映画化すればアメリカで大ヒットは確実(断言)。映画プロデューサーは早く版権とっとけ。まあ、何にしても「ミクロの決死圏」一本見ただけでリチャード・フライシャーを「ミクロ野郎」「ケチャップ野郎」と貶す黒澤明は自業自得だぜ、と思ったよやっぱり。