ただ、君を愛してる -HEAVENLY FOREST- (新城毅彦) ★1/2

 奇しくも同日公開となり、それぞれ若手人気女優主演で英語のサブタイトルがあるとこまで一緒な二作を続けて鑑賞。比べて見ると「虹の女神」の圧勝。
 確かに「ミニ岩井俊二」「ミニ篠田昇」という印象は拭えず、プロデュース・脚本(アミノ酸って何だそのペンネームセンス)よりお前の監督する映画が見たいんじゃこちとら、と文句の一つや二つはつけたくなるものの、上野樹里やっぱ上手いわあ、と最後まで飽きずに見た。
 対する「ただ、君を愛してる」はチケットを買うときにこっ恥ずかしくて「タダキミ一枚」っていったら「ハイ?」て一度聞き返されたので、もうそこで減点(嘘)。映画の構成が「虹の女神」と同じく終盤に冒頭のシーンへと繋がっているので、そこからの冗長さが余計に際立つ結果となり心の中で「はよ終われ」と何度も連呼。確かに宮崎あおいは可愛かったけど狙いすぎじゃ。



 これから「父親たちの星条旗」と「木更津キャッツアイ」鑑賞予定也。