2006年ベスト10*1

1位「グエムル -漢江の怪物-」 ポン・ジュノ

この映画を見てやっと気付いたこと。俺は怪獣映画が嫌い。

2位「ミュンヘン」 スティーヴン・スピルバーグ



3位「LAST SHOW -ラストショウ-」 長塚圭史

あ、映画じゃない。後半、どこまでも高まり続けるテンションとそのあまりにも鮮やかな昇華に感動。

4位「トゥモロー・ワールド」 アルフォンソ・キュアロン

今にして思えばこれ以上ないベストの邦題だった、というのは気のせいですかそうですか。

5位「SPL 狼よ静かに死ね」 ウィルソン・イップ

2006年劇場で見逃して公開した映画ベスト1。無理すれば見に行けたんだよなあ。

6位「サイレントヒル」 クリストフ・ガンズ

これを見に行った後、しばらくの間「サイレントヒルごっこ(映画館の帰りわざと遠回りの山の中の道を走って、いい具合の深い霧に遭遇したらウヒョーと喜ぶ)」に興じました。あとジョデルたんハァハァ。

7位「ローズ・イン・タイドランド」 テリー・ギリアム

テリー・ギリアムが本気なのは既に「ブラザーズ・グリム」のインタビューで「ペドうんぬん」と答えていたので分かってはいたのだがそれにしてもジョデルたんハァハァ。

8位 「ユナイテッド93」 ポール・グリーングラス


9位 「父親たちの星条旗」 クリント・イーストウッド


10位 "The Proposition" ジョン・ヒルコート

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」とどっちにしようか迷った、監督:ジョン・ヒルコート、脚本・音楽:ニック・ケイヴ、出演:ガイ・ピアースという布陣による生粋のオージーエスタン。正直、ミュージシャンとしてのニック・ケイヴってほとんど知らないんだけど(シュレック2で歌ってた、ぐらい)この映画はすげえ良かった。

Three brothers.
One must live.
One must die.
One must decide.

↑のコピーに痺れた人なら間違いなくお勧め。この映画があまりにも世界中で好評なので、ジョン・ヒルコートニック・ケイヴは次回作"Death of a Ladies' Man"を現在製作中なんだけど、2005年製作の今作がまだ日本公開未定。どうにかして下さい。ちなみにこのコンビの最初の作品は、監督:ジョン・ヒルコート、出演・音楽・脚本:ニック・ケイヴという布陣の「亡霊の檻*1」。"The Proposition"を見てから、すげーこの映画が見たくなったんだけど、アメリカ盤DVDが既に廃盤で、前から言ってる通り俺んちはレンタルビデオ屋すら近くにない状況なんで、ヤフオクにて中古ビデオを先日やっとこさ(安くない金額で)落札いたしました。近々見ます。



ベスト11〜100がまだ完成せず。つーか無理して100本選ばなくてもいいんだけどね。でも維持でもやる。