映画全然見てない

　「叫」もまだ見てないぞお。来週は映画見まくる予定。
　今週は「ウゴウゴルーガ」DVD発売のニュースを聞いて（いや、一度も見たことないので興味は無い）「カリキュラマシーン」のDVDを発売日に買ってから一度も見てないことに気付き、あわてて延々と鑑賞。まずはなによりDVDの発売日が3年前だったことに驚愕。3年間シュリンクつけたまま投げっぱなし。
　ご存知の通り「カリキュラマシーン」といえば「ゲバゲバ90分」のスタッフと宍戸錠、藤村俊二、常田富士男、吉田日出子、渡辺篤志、フォーリーブスといった異様に豪華な面々によって作られた教育番組。以前にビデオ版を見たことがあるので（本放送時はまだ生まれてないよお）いくつか見覚えのあるネタがあるものの、ベスト版の意味合いが強かったビデオでは正直、子供より大人の受けを狙いすぎじゃないの？とちょっと疑問に感じた点も、DVDでは基本的に本放送がそのまま入ってるようで、この番組がいかに毎回決めたテーマを強迫的に繰り返して本気で教育効果を狙っていたことが分かる仕様に。まあ、渡辺篤志が何の脈絡も無く「若さにまかせてコンニャク五枚！」と言い出すところは、最初シュールでよいなあ、と思ったものの良く考えたらこれって下ネタじゃねえか、とか例のオープニングの宍戸錠の尻とか（宍戸開はこれで子供の頃いじめられたとのこと）、ちょっとやりすぎじゃね？と思うところもあるものの（面白いからいいけどね）、結構本気で日本の「セサミストリート」を狙ってたんだなあ、とちょっと感動。「いずみたくシンガーズ」による歌の数々も素晴らしくて、中でも本気で涙腺がゆるんだのが、「鳩よ」という歌。

鳩よ　鳩よ　鳩よ　さみしい鳩よ
どこまで飛ぶの　どうして飛ぶの
空には限りが無いんだよ

鳩よ　鳩よ　鳩よ　さみしい鳩よ
それでも行くの　それでも飛ぶの
空にも自由は無いんだよ

宍戸錠の尻を見た直後にこんな曲流れれば泣くっつーの（泣）