「セキ☆ララ日和」が凄ぇ面白い件

 経験者はご承知の通り、オンラインレンタルで希望の新作DVDを貸出直後に借りる事は運が良くないと無理*1といっていい訳だが(デスパレートな妻たち2ndシーズンは現在NO.7が1ヶ月程借りれずに停止中)、この度めでたく「セキ☆ララ」をレンタルできたので、嬉々として再生する。
 本編はもちろん評判通り面白かったんだが、特典映像の短編「セキ☆ララ日和」にも感動。音声特典の「いまおかしんじ村上賢司山下敦弘向井康介による監督不在オーディオコメンタリー」の収録日を朝から晩まで追った短編ドキュメンタリーで、「童貞2」を思い起こさせる監督の"チャリンコシャー"から始まり、松江監督自身の部屋で行われた監督不在コメンタリーは、監督が「デ・ジャヴ」を映画館に見に行っている間に収録される、という念の入り様。収録終了後はコメンタリーメンバーによる松江監督部屋あさりが開始されるものの、これらの行動が全て最初から監督の意図通りだったとしか思えない鮮やかなラストカットを見るにつけ、「自分が主体的に選択していると思わせる事こそ他人を支配する第一歩(by バカボンのパパ)」という言葉を思い出したのは俺だけでは無いはず。おそろしい。

*1:高い単品予約をすれば可能