1408号室 (ミカエル・ハフストローム) ★★★1/2

タイトルである1408号室内に入ってからの超常現象発生のテンポといい舞台展開といい、ドリフ映画として非常に秀逸。
あまりに俺のドリフセンサーがびんびん反応するので(ちなみに3歳の時、「全員集合」の公開放送に参加経験あり)、見ている最中本当にこのスタッフはドリフマニアなのではないか、と思い悩んだ程。俺としては、主演が「ハリウッドで一番志村に似てる男」ことジョン・キューザックな点からいっても、ドリフマニアである監督が(知らんけど)渾身の力を込めたハリウッド・ドリフ映画だと断言したい。
難を言えば終盤の「セットをみんなが壊す」シーンで、俺の頭の中では
♪ヴォ〜ン パッパッパ パッパラパッパ パッパラパッパ パッパッパ(表記適当)
と、お馴染み全員集合撤収テーマが流れてそのまま終了だったらいいのにな、と考えていたので(監督は最初そのつもりで作っていたはず)、その「ディレクターズ全員集合カット」をDVDに是非収録して欲しい。