センター・オブ・ジ・アース 3D (エリック・ブレヴィグ) ★★★

デジタル3Dといえば、現在

の3方式がある訳だが、Real D、Dolby 3Dは既に経験済み。なので、今作こそ是非XpanDで堪能したいと以前から思っていた私は、一番近い(でも直線距離500km)XpanD採用劇場であるTOHOシネマズ六本木ヒルズへやっとこさ時間を作ってGO。
事前の調査通り、ポイントでチケット購入できたので、最近TOHOはチケットカウンターで買うのが面倒くさくて(iPhoneで買うのすげぇ楽)ポイント40くらい溜まってるんだけどこれからは六本木で3D見まくればいいから安心だな!とホクホクしつつメガネ装着。装着。…装着?すげぇずり落ちる。なんだこのアンフィット感は…
不安に駆られつつ、映画スタート。楽しい。楽しいが、メガネの映像が心なしかぼやけ気味。それにずり落ちてくるメガネとの終わりなき闘いが続く。つらい。俺はケント・デリカットのメガネ芸で目をおっきくしたら3Dがどう見えるか、等色々実験したかったのに…こんなに相棒のメガネに悩まされるなんて。幾度もの挑戦を経て遂に安定、勝利と思った途端にも鼻の丘から引き摺り下ろされるメガネ。これはもう駄目だ、最後の手段と右手と左手で頭を抑え、完全ロックオンの態勢でスクリーンを捕獲。人心地ついたところで突如こみ上げるすっぱい吐き気。
酔った。
初の3D酔い。何とか終わりまで耐えたものの、エンドロールスタートと同時に退出。XpanDとの相性が悪いのか、はたまたメガネとの相性なのか(XpanDはその重さからいってもメガネが他の形式より重要みたいなので、悪いメガネにあたるとやばいことになるのではないか)、次の3D映画は「ブラッディ・バレンタイン3D*1」だけど、これワーナーでやんないみたいだし、どうせ関東まで見に来なきゃだめなんけど六本木ヒルズでまた見るべきかどうか、等と考えつつ終わった時間は午前4時。少しでも酔いをさまそうと六本木ヒルズから東京駅まで歩いて帰ったら途中職務質問に2回引っかかり、2回とも「東京に映画見にきた」つったら警官に変な顔されつつ始発で帰る。