妖怪大戦争 (三池崇史) ★★★1/2

水木しげる」「荒俣宏」という本物の妖怪二匹がプロデュース・出演していることからも分かる様に、妖怪については質・量とも問題無し。個人的には大満足。
物語はというと、これは「牛頭2」なのか、と思うくらい三池流脱力ギャグが最初から最後まで満載で(つまり豊川悦司加藤保憲は存在自体がギャグなんだと思う。・・・違う?)、しかも、このしょうもないギャグ群が意外とストーリーに絡む絡む。こりゃなんでだろう、と思ったら脚本クレジットの冒頭に三池監督の名が。本当好きなんだな、こういうの…
で、白眉は当然(というか、これ目当てで見に行ってきたわけですが)「多重人格探偵サイコ」に続いて2度目の三池作品出演となる栗山千明嬢。冒頭のヨモツモノ操作シーンからもう胸の谷間が見えそうなエロエロアングルにエロエロ衣装で、これを見に来た小学生男子が股間を押えて退場し、そのまま精通してしまう光景が目に浮かぶよう。散々いってるように、俺はかなーり以前からの栗山千明好きで、その彼女も今は二十歳になった訳ですが、なんか彼女のお陰で真っ当な人間になれそうな気がしてきたよ!
他にも太ももヌラヌラの川姫、三輪明日美嬢のペロペロ等、主役の神木隆之介にとって非常に誘惑の多い撮影現場だったことが想像される訳ですが、彼が将来ヤリチンにでもなった場合、原因がこの映画にあるのは一目瞭然なので、関係者各位は隆之介クンが決して道を踏み外さないよう、気をつけて見守って欲しいと思う。