少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 (幾原邦彦) ★★★★★

 録画してた「アニメ夜話」を見た後、勢いで見直し。クソ、やっぱり傑作で心震えた。構成・演出・エロス・勢い・ストーリーの訳分からなさ、どれを取っても一級品。何回見てもいいわ。
 アニメ夜話では脚本家の榎戸洋司氏が出演していて、初めてお姿を拝見したんだけど(だってアニメ雑誌とか見たことないし)、いかにも「ウテナの脚本家」といった風情だったので感動した。監督の幾原邦彦氏もいかにも「ウテナの監督」だし、そういう部分も含めてやっぱ、ウテナ面白すぎ。だって、なんといっても革命だ。 「ご趣味は?」「革命」 「食事にする?お風呂にする?」「革命」 「田中?」「革命」 もう何でもありあり。だって革命だもん。
 この劇場版はもう4、5回見てるんだけど、テレビ版はリアルタイムで見て以来、一度も見直してない。が、実は数ヶ月前、安かったので米盤DVD全話分購入済み。終盤はコメンタリーも入ってるし、そろそろ見るぞ、本当に。そういえば劇場版も米盤DVDには幾原監督コメンタリー、カラオケ用のローマ字字幕(!)、外人の方々のウテナコスプレ写真の数々等、特典満載なのでこれからDVD買う人は、リージョンフリープレイヤーと一緒にそっち買った方がいいよ、と親切に忠告。あと「フリクリ」も米盤は監督コメンタリー付きだから、そっち買った方が良い。こういう日本の作品のくせに、外国盤DVDの方がより安くて特典満載な事態は本当にどうかと思う。求む、革命。