ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! (ニック・パーク、スティーヴ・ボックス) ★★★★1/2

 この一週間に短編3作を復習して準備は万端。勇んで吹替え版を観賞。つーか、それしかやってない。
 上映前に「キンチャン、キンチャン」って喋っている子供がいたので、なんのことかと思っていたら本当に声優が「欽ちゃん」なことにビックリ。でも、吹替えの出来は飯島直子も含めて意外と悪くなかった。
 毎度お馴染みのネタもモンスターネタも素晴らしかったし、露骨な下ネタ「MAY CONTAIN NUTS」にも爆笑(吹替え版だからか訳は無し)。なんでこの傑作が日本でヒットしないのか、と考えるに単なる知名度の問題だけでは無くて、ストップモーションアニメに対する日本人の先入観、多分「NHK教育」的な刷り込みが働いて、金を出してまで見ようと思わない人が多いんでないか、と自分は考えたんだけどどうですか。