カーズ (ジョン・ラセター) ★★★★

 西暦2029年。
 人類に叛旗を翻した軍事用コンピューター『スカイネット』は、抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーの存在を抹殺しようと、アンドロイドT-800通称「ターミネーター」を彼の母サラ・コナーを殺す為、彼が誕生前の1984年に送り込んだ。
 一方彼女を守る為、抵抗軍も兵士カイル・リースを同じく1984年に派遣。カイルとサラはターミネーターから逃亡を続ける途中恋に落ち、サラはジョンを身篭る。が、抵抗むなしくサラは圧延機に挟まれ圧死。



 リーダーを失った人類は滅亡した。



 そして月日は流れ、最終戦争に完全勝利した機械たちは武器を捨て、我が世の春を謳歌していたのだった…

 そんな設定でお送りする、人間が一人も出てこない、ピクサー最新作(でも、2では宇宙からやってきた人間が、砂浜に打ち捨てられた自由の女神を発見して「オーマイガ」と叫ぶ予定)。


 いやもう、何でこんな下らないことを書いてるかといえば客があまりにも入ってないから。初日にレイトで見たときも10人位しかいなくてビックリしたんだけど、まあ映画の日だからレイト関係ないし、と気を取り直して行ってきた2回目もガラガラ。まあ、田舎なのにわざわざ田舎の映画見にいきたくねえ、つーことですか。
 あまりの客入りの悪さのせいか、どう見ても擁護しようの無いパクリ映画「ライアンを探せ!」の予告が上映前に2回も流れるという(「カーズ」前強制予告とその前に普通の予告。中身は同じ)嫌がらせまで行われていたぞ。見に行こうよ!>田舎の人
 それにしても、2回見てもトラクター部と(全員白痴って凄いな)、「ジェシー」の存在は謎だ。他の奴等よりマジメに働いてるのにあの扱いは何だ。ジェシーはせっかく名前まであるのに、しゃべらせられない理由とは一体… やっぱり村の掟を破って唇を剥がされたから、とか?