最高の映画館は最高の睡眠装置である

 ここしばらくの間、映画を見に行く度に気持ちよく寝ちまって感想の一つも書けやしないんですが、どうすればいいんでしょうか。まあ、睡眠不足でオールナイトになんかいかなけりゃいいんだけど。でもガソリン高いし少しでもまとめて見ないと… ああ、でも寝たらもう一回見なきゃいかんし…
 という訳で「憑神」もやはり熟睡したんですが、ちょうど赤井英和の登場部分を丸々寝ちまったんで「三巡」の神が、西田敏行森迫永依ちゃん→浅田次郎という具合にちょうど上手く収まってこれはこれで良かったんじゃないかと(いや良くない)。こうすれば浅田次郎先生(元準構成員)は「死神」の一つ上のランクなので、多分飛鳥了クラスということになり、この後人類の一つや二つは絶滅させることになるんじゃないでしょうか。
 えー、後は鶴瓶のテレビに出てたのを見て以来、気になる存在であるところの木村大作先生でありますが、「誘拐」の空一面ヘリに勝るとも劣らないビックリ映像、床一面ネズミの絵に悶絶して大満足。クレジットが「絵師」になってたこともあるんで、一度アニメとかやってみるのはいかがでしょう(ちょっと本気)。
 次に見た「ダイ・ハード4.0」も「映画館での初ダイ・ハード(ということは3公開時って映画見始める前なんだなあ、としみじみ)」というのに更に目一杯熟睡。正直、冒頭のタイトルが"Die Hard 4.0"だったんで、「さすがテーマがサイバーテロ。日本配給陣が本編タイトルを見事にハッキング*1」と興奮した後は、歴代大統領勢ぞろいのMAD演説位しか記憶に残らないまま映画終了。マギーQの退場シーンすら分からずじまい。詰まらなかった訳じゃないんで、さすがにもう一回見ます。

*1:…と思ったら、今回本国以外はほとんどこのタイトルだってな。